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ハウスメーカーの注文住宅に潜む失敗とは?

「安心だから選んだハウスメーカーなのに思ってたのと違う…
家にこだわりがあるならハウスメーカーを選ぶべきではない?!

ハウスメーカーで新築の住宅を建てた際の失敗談を友人や知り合いの方に聞いたり、ネット上で見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
家を建てることは一生に一度しかない出来事であり、大きな買い物です。また、そこで何年・何十年も生活をするので後悔するような家は絶対に建てたくないと思うのは当然のことです。
この記事では、ハウスメーカーで家を建てた際に見受けられる失敗事例や、失敗を回避するための重要なポイントと、最適な業者の選び方について、ご紹介いたします。

ハウスメーカーで建てた注文住宅の失敗談

失敗した家

(1)イメージの違いについての失敗談

間取り
ハウスメーカーで住宅を建てる際にありがちな失敗例として、「イメージの違い」があります。住宅を建てる際は、図面やコンピューターグラフィックス(CG)などの二次元でしか確認ができません。そのため、完成後にがっかりしてしまうことがあります。建ててしまってから気が付いても後の祭り…。そうならないためにも、イメージの共有をしっかり行い、サンプルなどは出来るだけ大きなサイズで、実際と同じ条件で確認することが大切です。例えば、外壁なら室内でサンプルを確認するのではなく、太陽光の下で確認しましょう。案外、照明と太陽光では見え方が違ってきます。
また、「二次元の図面ではイメージが付き難い。」という方もいらっしゃると思います。もちろん、ハウスメーカーでもCGを取り入れた提案をおこなっていますが、その精度は高いとは言えません。最先端の技術を取り入れている設計事務所などでは、CGはもちろん、実際の建物の間取りを歩いて巡るようなバーチャル体験ができる「3D動画」でプレゼンテーションを行ってくれる会社もあります。ハウスメーカーの提案がわかりにくいと思ったら、設計事務や工務店の提案も受けてみましょう

3D動画のプレゼンテーションを見る

(2)要望が叶えられなくて後悔

ハウスメーカーの家づくりは注文住宅と言っても、ある程度規格化されたものを組み合わせていきます。そのため、完全自由設計ではなく、ある程度の制約があることを理解しておきましょう。一から設計する設計事務所の注文住宅では、土地を最大限に利用した建物を設計し、そこに合わせてサッシや窓なども設計できますが、ハウスメーカーはサッシや建材に規格があります。また、壁紙やフローリングなどの内装材やキッチンやバスタブなどの住宅設備機器選びも、ある程度の範囲の中で選ぶなどの制約があります。設計事務所のような自由度の高い注文住宅をハウスメーカーでも可能と思って依頼すると、要望が叶えられず後悔することも。ハウスメーカーの注文住宅は、ある程度規格化することで安心安全な住宅を一定の価格で提供しているビジネスモデルであり、それがハウスメーカーの良さです。

(3)総額の費用が予算よりも高くなってしまった

ハウスメーカーでの家づくりをする場合には予算や希望条件・住宅のイメージ・土地の広さを伝えると、シリーズの坪単価が決まっているため、おおよその見積もりを出してくれます。そのため、費用の把握はわかりやすいのですが、それは全て規格内で行った家づくりの場合です。ハウスメーカーの費用の落とし穴は規格外になると費用が跳ね上がる点です。
費用が予算を上回ることを回避するためには、契約前に家のイメージをより具体的な内容まで落とし込むこと。その要望がハウスメーカーの規格内で叶えられるかどうかを確認してから契約を行うようにしましょう。ハウスメーカーの注文住宅で良く聞く失敗例に、「規格外の内容を数か所入れたら、設計事務所で行うのと変わらなかった」「設計事務所よりも高くなってしまった」などが挙げられます。「それなら最初から完全自由設計でお願いしたら良かった…」と後悔することがないように気を付けましょう。

失敗しない為に事前にチェックが必要なポイント

ポイントを説明する男性

(1)家づくりのパートナー!担当者のスキルも事前にチェック

自分の家づくりに携わってくれる担当者のスキルは重要で、ハウスメーカーの場合、営業担当が窓口となって行う場合が多いです。
しっかりとした知識と経験を持っていて、提案力が高いという事は大切なポイントになります。また誠実かどうかという人柄も大切ですし、相性もあると思います。もしも何か違うな、合わないなと感じたら早めに伝えることも大切です。また、こだわりぬいた注文住宅を建てたい場合は、設計担当者ひとりで設計できるものではありません。キッチン設備に対する知識、スマートハウスなどの最新設備に対する知識、建築素材に対する知識など、ひとりの持ちうる知識量には限りがあります。そのため、インテリアコーディネーター、営業担当、工事担当者のチームプレイになります。
家づくりに関わるスタッフが多いほど知恵も知識も多くなります。自分の家づくりにどのような人が携わるのかは、きちんと確認しておきましょう。

(2)建てた後に大切なアフターメンテナンスをチェック

メンテナンス
大手ハウスメーカーに頼む大きなメリットと言えるアフターメンテナンスです。システム化されたアフターメンテナンス体制や、長期保証、定期点検がしっかりしています。しかし、ハウスメーカーは独自の工法を用いているところが多く、そのハウスメーカーでないとわからないという問題もあります。特に鉄骨系のハウスメーカーはその傾向が強く、例えばリフォームをしたいと思っても、新築を依頼したハウスメーカーでないと請け負えないという場合もあります。その家に関することは、同じハウスメーカーに縛られがち点も理解しておく必要があります。

ハウスメーカー選びをする前にやっておきたいこと2つ

チェックポイントを明記する様子

(1)家づくりをイメージしたうえでハウスメーカーの情報収集をしっかり行う

ハウスメーカーを選ぶ前に、まず自分の希望する家づくりはどのようなものかをしっかりイメージしましょう。ハウスメーカーには自社が得意とする工法があります。どのような工法でどの様な住宅に適しているのか確認しましょう。
安心感や安定性、コスト面を重視しているからハウスメーカーを選択したというのであれば良いですが、自由設計にこだわりたいと考えている場合は少し注意が必要です。そもそも、ハウスメーカーが指す自由設計と建築設計事務所が指す自由設計は意味合いが異なります。ハウスメーカーは自社の工法やシリーズなどを規格化することで、建物の品質の確保とコストダウンを図っています。なので、その規格内で自由設計を行うことが主になります。
もし、求めている住宅が設計事務所の建てるような完成自由設計の住宅の場合には、ハウスメーカーでは建築できないか、できてもコストが上がる場合があります。デザインに大きなこだわりがある場合、ハウスメーカーという選択そのものを見直す必要が出てきます。

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(2)ハウスメーカーごとの施工事例・得意分野・特色をチェック

ハウスメーカーにはそれぞれ得意とする分野や特色があります。代表的なところでは、建築構造や耐震性、空調システムやエコに関するシステムなどです。
住宅建築を検討する時に皆が気にするところに対して、各ハウスメーカーは独自の特色、売りを持っています。耐震性や、防犯性、住宅の性能に特色のあるハウスメーカー、設計力や自由度に特色のあるハウスメーカーなどです。全てが揃っていれば言うことないのですが、そういったメーカーは全てが平均的とも言えます。
ご自身が家づくりで重要視しているポイントに着目しているハウスメーカーを選べば、自ずと満足度も高くなるでしょう。

ハウスメーカー選びに失敗しない為に重視するポイント

住宅について解説する人

(1)希望を反映しつつプロのアドバイスが聞けるかどうか

満足度の高い家を建てるには、自分の希望を実現することも大切ですが、プロならではの視点で家づくりのアドバイスをしてくれるかどうかも重要なポイントです。
こちらの希望に対して「そうすると確かにここはよくなりますが、ここは不便になりますよ」とか、「それにはこういったメリットはありますが、ここはデメリットです」といったような提案はとても重要なアドバイスです。あとで失敗した!という後悔をしない為には設計者から積極的にアドバイスを聞くこと、メリットデメリットをきちんと説明してくれる担当者に出会う事が重要になります。

(2)ハウスメーカーの対応力と内部の仕組みに注目

ハウスメーカーが、自分の希望をどこまでかなえてくれるかというのは、先ほどのどのような家づくりをしたいかという事に密接にかかわっています。対応力の高いハウスメーカーは、内部の仕組みもしっかりと整っています。
仮に難しい希望や無茶な希望であったとしても色々と動いてくれたり、代替案を提示してくれると、対応力があるハウスメーカーと言えます。ハウスメーカーを選ぶ際には、その点も考慮して依頼するハウスメーカーを決めておくと良いでしょう。また、実際に建築した住宅を見せてもらうのは重要です。モデルハウスはオプションの仕様や、特注の仕様が含まれています。実際に作られた家を一度見てみてみることはそういった意味でも大切です。
失敗しない為には各ハウスメーカーの特色をよく把握し、自分が優先するこだわりに優先順位をつけて、自分の家づくりにマッチしたハウスメーカーを選びましょう。

家づくりのすべてをグループ内で完結させるアーネストグループ

アーネストグループは一般的なハウスメーカーのカテゴリには属しません。設計から施工、アフターメンテナンス、家具カーテンなどの提案と販売、リフォームなど家づくりに必要な過程をすべて自社グループで完結できる企業システムを持った注文住宅のプロ集団といえます。
設計と施工を分離した設計だけの依頼、設計と施工一貫でアフターメンテナンスまで対応する設計施工一括の依頼まで、クライアントの要望に柔軟に対応しています。各社はその分野に特化したプロ集団なので、専門家の意見をしっかり聞けるだけでなく、各セクションが連携した迅速で質の高い対応力も魅力です。こういった会社から情報収集するだけでも失敗回避の参考になるでしょう。
アーネストグループのHP
公式サイトを見てみる

ハウスメーカーでの家づくりに失敗しないために必要なこと

ハウスメーカー選びで失敗しない為には事前の情報収集により、自分の作りたい家づくりにマッチした会社であるかの判断が重要です。
家づくりのプロセスには正解がなく、何を重要視するかによって、その選択肢はさまざまです。失敗談を聞くと「こんな業者があったとは知らなかった…」という話をよく聞きます。各メーカーの特色を良く理解し、失敗しない業者選びをしましょう。

数社にプランを依頼するならハウスメーカー同士ではなく、ハウスメーカー1社、設計事務所1社、工務店1社というように、家づくりのスタンスが異なる会社にお願いすると良いと思います。どのアプローチの仕方がご自身の家づくりと合っているのかが分かりやすいはずです。例えば、ハウスメーカーが良いと思っていたけど、工務店の方がご自身に合った家づくりに近いと感じたなら、今度は工務店に絞ってプランを依頼し、徐々にベストな会社を絞っていくというやり方もあると思います。
人生の中で最も高額な買い物となる住まいで、失敗や後悔がないようにパートナー選びは慎重に行いましょう。

 

 

高級注文住宅を数多く手がけるアーネストアーキテクツ

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