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80坪で快適に暮らす注文住宅とは?

快適に住める家を建てたい」と考えたとき、注文住宅を選ぶ人が増えています。ですが、ライフスタイルにあった間取りや設備を実現するためには、どれくらいの広さの家がよいのでしょうか。また、どれくらいの予算で建てられるのでしょうか。
この記事では、80坪で快適に暮らす注文住宅についてと、その費用感をご紹介します。他にも注文住宅を依頼するときの建築設計事務所の選び方や依頼前に注文する際のこだわりポイントについても解説していきます。

ゆったり暮らす注文住宅!ベストな広さは80坪?!

広々とした家で掃除する女
家づくりを検討した際に、はじめに想像するのは各部屋の広さを想像する方が多いと思います。ここでは、4人家族の要望を例に挙げて紹介して行きます。

  • LDKは家族が集うから30帖以上は欲しい。
  • 夫婦の寝室は生活リズムが違うので別にしたい。各8帖以上でそれぞれに大容量のウォークインクローゼットをつけたい。
  • 子供部屋は個室が必要で各6帖ずつ。
  • 水回りに関してはトイレは最低でも2つ。洗面ボウルも2つ。お風呂は広めのバスタブでゆったりと浸かりたい。
  • 玄関はダイナミックに吹き抜けにしたい。
  • 両親や友人が遊びに来た際に泊まるゲストルーム(客間)が必要。

このような希望を叶えるのであれば80坪は必要になります。また、一般的に、家政婦や業者に頼らず日常の掃除やメンテナンスができるのは70~80坪までといわれています。使い勝手も考慮した住宅としては適切な広さといえるのではないでしょうか。

日本の住宅の広さは平均29坪

国土交通省の平成29年「住宅経済関連データ」によれば、平成25年度の日本の住宅の広さは、平均で29坪。持ち家に限ってみれば36坪ほどとなっています。広いといわれるアメリカの住宅では、平成23年度の1戸当たりの床面積は40坪ほどです。持ち家に限ってみると約48坪あり、日本の持ち家と比べると10坪ほどの差があるといわれています。
ただし、これらの坪数は1人暮らしやマンションなども合わせたデータになります。先ほど例に挙げたような4人家族の要望を反映させたゆったり暮らす注文住宅なら戸建で80坪がベストといえます。

参考:平成29年度 住宅経済関連データ

80坪の注文住宅はいくらで建てられる?

大手ハウスメーカーなら坪単価80万円ほど

木造や鉄骨造、コンクリート造など、建物の構造体や使用する素材によって価格にばらつきはありますが、大手ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合、坪単価は平均で80万円ほどだといわれています。80坪の住宅であれば約6,400万円で建てられる計算です。しかし、坪単価に外構や照明、エアコンが含まれていないケースや、本体価格のみのケースなど、会社によって坪単価の基準が異なります。また、既存のプランの中から好きなキッチンや仕上げ材を数種類の中から選ぶことを「注文」といっていることもあるため、注意が必要です。

ハウスメーカーと設計事務所の違い

注文住宅の価格の中には、会社経費、広告宣伝費、人件費、材料費や下請け費用など、さまざまな経費が盛り込まれます。ハウスメーカーはある程度規格化した建材を大量に発注することでコストを抑えられる一方、テレビCMや紙媒体などに大きく広告を打っている大手ハウスメーカーの場合、広告宣伝費に多額のお金がかかります。建材や資材を安く購入できても、広告費などに経費が使われるため住宅そのもののコストダウンが図れていない場合があります。しかし、実績のある建築設計事務所などでは、間接経費(広告や営業の費用)を抑え、同じ予算で実際の建築費に割り当てられる金額が多くなり、規格化されたハウスメーカーよりも土地の形状や周囲の環境に合わせた質の高い家づくりが可能です。

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こだわりたいデザイン性

快適に暮らせる家を建てるためには間取りや広さ、空調や断熱、防犯性、耐震性といった住宅の基本的な性能だけでなく、デザイン性も重要になります。特に80坪クラスの注文住宅を建てるなら、他の住まいとはひと味違うデザイン性にもこだわりたいものです
ハウスメーカーの場合、注文住宅と言っても提携しているキッチンメーカーや建材メーカーの商品の中から選ばなければならなかったり、窓やサッシの大きさなども規格があります。だからこそ、大手ハウスメーカーは高い基本性能を一定の価格で提供できるのです。しかし、デザイン面では規格内で行わなければならない制約があるため、どこかで見たことのある似たような家になりがちです。
注文住宅で家を建てるならオリジナリティが欲しい方、叶えたい希望やこだわりが多い方は、その土地の形状や周囲の環境に合わせて一から設計する設計事務所が良いでしょう。窓やサッシの大きさもデザインに合わせて設計するため壁の全面を開口とした全面開口などの大胆なデザインが可能です。ただ、設計事務所はハウスメーカーのような基準がないため設計事務所の力量に差があります。それには、実際に建てた家を見せてもらうことが一番です。自社の建物に自信がないと行えないのはもちろんですが、内覧会が行えるという事は、施主との関係も良好という事です。そのため、定期的に内覧会を行っている設計事務所がおすすめです。

質のよさなら高級住宅専門の会社

先述した通り、設計事務所には力量の差があり、得意としている住宅もそれぞれ違います。評判の良い設計事務所でもそこが狭小住宅を得意としている場合、80坪クラスの住宅設計の実力があるとは限りません。80坪クラスの注文住宅となると、こだわりによっては数億円の費用がかかることもあります。そういった上質な家を建てるならば、高級注文住宅を専門に建てている会社を選ぶとよいでしょう。注文住宅を建てる際には、その会社で決められた技術レベルを有する職人が現場に入り、品質管理を徹底した家づくりが行われるのが一般的です。ハイクラスな注文住宅であればなおさら、その傾向が強まります。
高級注文住宅のパイオニア的存在のアーネストアーキテクツは、高級住宅の実績が約1,000棟以上。知識だけでなく豊富な経験を持ち合わせた設計士が、お客様のライフスタイルに合った高品質な家をデザイン信頼のおける技術者に施工を受け持ってもらえると評判の高い設計会社です。
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相談前に条件を整理!こだわりポイントの多い間取り・キッチン・収納

家を建てる前に条件を整理する

80坪クラスの注文住宅を建てるときにまずすべきことは、建てたい家でのライフスタイルをイメージして整理することです。
何人で住むか、誰が住むかは、現在だけでなく将来的なものも考慮して検討しましょう。いずれお子様が独立して家を出るのであれば子供部屋は必要最低限の広さにして、家族が集まるライブラリーを設けたり、将来同居を想定するなら、お子様が自動車を持った時のガレージスペースの検討も必要でしょう。また、間取り、設備、デザインなど、家族全員で要望を出し合うことも重要です。こだわりたいポイントをしっかり整理できれば、あとはそれを設計士に伝えることで、設計のプロが期待以上の提案をしてくれるはずです。

注文住宅でこだわりたいのは間取り・キッチン・収納

注文住宅の建築を検討している人がこだわりたいと考えるポイントの上位を占めるのは、「間取り」「キッチン」「収納」です。そのほか、外観デザインやインテリアなどもこだわりたいポイントとして挙げられます。生活動線を考えた快適な間取りはもちろん、キッチンのスタイルや設備、収納の場所や広さなどを、できるだけ具体的にイメージしておくとよいでしょう。
こだわりたいポイントを整理する際には、具体的なイメージがなくても、こだわりたい理由や今何に不便を感じていてどうしたいのかを整理するだけでも十分です。
キッチンの事例
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収納事例
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注文住宅の設計に慣れている会社であれば、その豊富な情報量と経験から思いもよらない良い提案をしてくれます。それも注文住宅の楽しみのひとつではないでしょうか。

まとめ

将来のことを考えても、こだわりの注文住宅で快適に暮らすためには少なくとも80坪ある家が良さそうです。大手ハウスメーカーで建てるなら建設費は6,400万円〜8,000万円が目安。完全フルオーダーの高級注文住宅なら、その上の費用が目安となります。価格よりも完成する家の質にこだわりたいと考えるならば、高級注文住宅を専門に扱う会社を選ぶのがおすすめ。建てたい家の条件を整理して相談に行きましょう。

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