高級注文住宅のキッチンはここが違う!施工例10選と費用を解説
「高級住宅のキッチンの施工例を見てみたい!」
「高級注文住宅のキッチンはいくらくらいかかるの?」
高級注文住宅の新築を計画するとき、日常の多くの時間を過ごし、家族が集うキッチンのスタイルやデザイン、また実際の調理のしやすさという機能性はとても重要でしょう。
ここでは、デザインや機能性を兼ね備えた使いやすいキッチンの施工例10選と高級住宅キッチンの施工にかかる費用感をシステムキッチンとオーダーキッチンに分けてご紹介していきます。
高級注文住宅のこだわりのキッチン施工例10選
高級注文住宅のキッチンの施工例を「デザイン視点」で3つ、「素材視点」で4つ、「使いやすさ視点」で3つ、計10選をご紹介します。
「デザイン視点」で選ぶ高級住宅のキッチン施工例
(1)ラグジュアリーなキッチン&バーカウンター
使いやすい高さや器具の配置場所、サイズなどの条件ひとつひとつにこだわった高級注文住宅ならではのキッチンです。調理台、カウンタースペースなども確保し、キッチンに集まる人・食事をする人の人数に合わせた使い方のできるスペースになっています。くつろぎや語らいの時間には、アクアリウムをイメージした背景が特徴のバーカウンターで楽しむこともできます。
(2)コーディネートされたファミリーリビングとホテルのようなゲストルームのおしゃれなキッチン
インテリアの色と室内のコーディネートを柔らかな色でまとめたLDKです。最高級クラスのキッチンがある間取りは、家族の集まりやすさが重視されています。また、サイズが長めのI型キッチンと、背面にあるキャビネットの高さや収納位置とのバランスがよいことも特徴です。ゲストのためのリビングは対照的なダークな色みでまとめ、くつろぎのためのバーカウンターを備えました。
(3)中庭を囲むアメリカンスタイルのファミリールームの中のキッチン
アメリカンスタイルに多いキッチンとダイニングスペースに、プライベート・ダイニングもつなげたファミリールームが特徴です。集まる人数に合わせて、キッチン横かプライベート・ダイニングで、どの席からも中庭を眺めながら、食事ができるレイアウトとなっています。
「素材視点」で選ぶ高級住宅のキッチン施工例
(4)木や石などの素材にこだわった曲線のカウンター付きキッチン
家族やゲストとのコミュニケーションを図りやすいカウンタースタイルのキッチンは、料理や作業をしながら会話を楽しめるおしゃれなスタイルです。木や石の素材の特徴を利用しています。
(5)モダン・ナチュラル素材の「トリュフビーチ」を使ったキッチン
モダン・ナチュラルで知られる素材の「トリュフビーチ」をキッチンの前面に使い、マッチするグレーを隣接するダイニングのベースカラーにしたキッチンです。素材にこだわったおしゃれなキッチンです。突板に高さをつけた、料理中の手元が隠せるデザインも印象的です。
この事例を詳しく見る
(6)料理に集中できる「ドイツ製IH」を使ったキッチン
複数台のオーブンを納められるドイツ製のII型キッチンを使い、坪庭から入る景色を目にしながらも、料理に集中しやすいスタイルが特徴です。素材は衛生面での効果が高いステンレス製で、調理後の掃除も簡単に済ませることができます。
(7)採光で変わる「モザイクタイル」を貼り、色の対比効果で楽しむキッチン
錯視を利用して楽しむモザイクタイルを使用したキッチンカウンターが、空間のアクセントになっています。赤で統一したデザインのキッチンが庭に面した大きな窓から入る採光で変色するのを楽しめる、デザイン性のある空間がおしゃれなタイプです。
「使いやすさ視点」で選ぶ高級住宅のキッチン施工例
(8)使いやすさと壁にもこだわりのある景観が魅力
キッチンの壁には、天井までの高さを活かしてガラスを採用し、アイランド型キッチンとカウンターを使用した使いやすさが特徴です。ダイニングテーブルに向かって開くカウンターは準備にも片付けにも便利な距離で、使いやすさへのこだわりに溢れています。
(9)シンプルなI型キッチンから、ダイニングやバルコニーまで使いやすい動線のキッチン
ドラマの撮影にも使われたシンプルで使いやすいカウンター付きI型キッチンは、どんな間取りにも合わせやすいことで人気があります。キッチンから、ダイニングやバルコニーのテーブルへも食事を運びやすく、使いやすさへのこだわりが見られます。
(10)広さと開放感のあるキッチンスタジオのようなスペース
ウォールナットの落ち着いたブラウンに、高級感のある天板を組み合わせた高級感のあるキッチンです。コーナーのついたスタイルが動線と使いやすさを強調し、まるでキッチンスタジオのようなデザインに仕上がっています。
この事例を詳しく見る
さまざまな高級住宅のキッチン事例をご紹介しましたが、記事でご紹介した事例は高級住宅の設計を得意とするアーネストアーキテクツ設計事務所のHPから抜粋しました。その他のキッチン事例もご覧になりたい方は下記から閲覧できます。
高級注文住宅のシステムキッチン&オーダーキッチンの費用感
一般的に高級住宅のキッチンは、キッチンのスタイル(I型、ダブルI型、L型、アイランド型など)だけでなく、IHやガスのクックトップ、ビルトインオーブン、食洗器や水栓といった設備など、細部まで選び抜かれたものでつくられています。
自分の好みに合わせて自由に選べるということは、高級注文住宅の大きなメリットのひとつですが、気になるのはその費用です。実際にどのくらいの費用感でつくることができるのか見ていきましょう。
システムキッチンにかかる費用感【国内&海外キッチンメーカー別】
国内大手のキッチンメーカーの場合
テレビCMなどで宣伝されている国内大手のキッチンメーカーはグレード別のバリエーション持ち、システム化されたキッチンのボックスを組み合わせてクライアントのオーダーに応えます。各メーカーとも工夫を凝らし、日本人の生活スタイル、調理スタイル、収納スタイルを研究したキッチンとなっています。近年では高級感、デザイン性を追求したシリーズもあり、高級住宅に採用されるケースもあります。
海外キッチンメーカーの場合
海外のキッチンは“キッチン”の歴史が長く日本の台所とは基本的に概念が違います。外国製のインテリアとしてのデザイン性が高く、家具と同等の品質とキッチンとしての機能性を兼ね備えています。費用がずば抜けて高いのがデメリットとはいえ、その機能生やデザイン美は一線を画しています。ドイツ、イタリアなどのキッチンメーカーが有名ですが、高級住宅でもここまでこだわれば最高級となるでしょう。
オーダーキッチンにかかる費用感【セミオーダーとフルオーダー別】
セミオーダーキッチンの場合
キッチンの基本部分はシステム化されたボックスを使いますが、こだわりの部分や、細かい寸法調整が必要な部分はオーダーに応じて特注で製作できます。
デザイン性も高く、色々な機器を選べるなど選択の幅も広いのが特徴です。こだわりの高級住宅では、費用とデザイン、機能のバランスがとれた採用例の多いキッチンと言えます。
フルオーダーキッチンの場合
家具を製作するメーカーにオーダーでキッチンを作ってもらうイメージです。アイランドキッチンとダイニングテーブルを一体化させたり、円形や、扇型のキッチンにしたりと、どんな形状、仕上げ材にも対応可能です。高級注文住宅ならではのキッチンです。
費用は、キッチンの大きさ、仕上げ材(面材)、カウンタートップ、調理機器などの設備や工法よって様々なため、具体的な価格帯を出すことは困難ですが、国内大手メーカー<国内オーダーキッチンメーカー<フルオーダーキッチン・海外キッチンメーカーの順に金額が高くなるイメージです。
海外キッチンになると1000万円以上の費用となる事もあります。まさに、高級住宅のキッチンということになります。
高級注文住宅キッチンをつくるポイントまとめ
高級注文住宅のキッチンを「デザイン」「素材」「使いやすさ」の3つの視点からご紹介してきました。
ここでご紹介したデザインや機能性を兼ね揃えた施工例をしっかりとチェックすることで、自分好みのこだわりのキッチンをつくることができるでしょう。また、高級注文住宅のこだわりのキッチンを含めた建築費は、坪単価120万円〜が相場となります。
ですが、こだわり条件によって建築費は大きく変動するため、一度ハウスメーカーや設計事務所などに、見積りを問い合わせてみるのもよいでしょう。
高級注文住宅を数多く手がけるアーネストアーキテクツ
【高級注文住宅について詳しくはこちら】